2010年04月15日

★DIARY★エロリンテロリン-4/9の巻「Lunch brake ≒ Art time その2」

ギャルリー・ウーへ先日足を運んでいただき、お知り合いになった亀谷さんの展示を見に行く。
http://www.14thmoon.com/blog/14/14thmoon.cgi?date=2010.04.01

「漆に全身かぶれて、シャワーを浴びるとたまらなく気持ちよくて、はまる人がいます。」(亀谷談)
江戸川乱歩の世界・・・かしら。

ウーと10Wとご近所だった。
3つのギャラリーが同一線上に並んでいて、展示を工夫すると、結構遊べそう。

実用性のある花瓶や器、神具として奉納されそうな美術品等、「漆」の素材に多様性が感じられた。
また、どの作品も作家性に統一感が出ていた。

「漆」は塗り重ねて、使い続けるもの。
神社の鳥居が塗りなおされること。
民俗学的な共通項を探してみたくなる。

古いものを大切にし、保存・伝承する意思と疵を隠そうとする意志が、暴力的な刷毛の塗りと化す。
できたモノは真新しく、痕跡のない空の器。

エンターテイメント・マシンも、今後いろんなバージョンを作って、実用性と美的価値を追い求めないと。
漆がけのチョコバナナ、そんな存在で。


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posted by jona at 17:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | DIARY
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