2012年01月23日

★DIARY★ageHaとJUNO REACTOR

金曜、友人と大バコ「ageHa」に行くことになった。
当日、別の友人達の飲み会に行っていたら、新木場までの終電に間に合わず、
渋谷から直通アゲハ行き無料バスに乗る。
バスの中で接近した東京タワーを見つつ、ラジオのテクノに耳を傾ける。
観光バスとテクノの不思議な出会い。

JUNO REACTORがメイン。
ちょうど彼らが始まるタイミングで3階踊り場の手すり前に収まる。
友達とは会えず一人小踊り。
結論、私の趣味ではないけど、なんとなく「今」っぽい音楽な印象。
VJの映像はゴス。
音楽はヴィジュアル系×テクノ×民族音楽(フロム日本、ジャマイカ、インド)
インド女性歌手のわななき×ラスタなMC×生ギターとドラムがライブを彩る。
最後には和太鼓を並べ、演奏者が参加。
会場は超満員で、大盛況。拍手喝采、万々歳。

楽しむ人々を横目に、様々な民族音楽を音源として使うことに疑問を持った。
民族の背景部分にこだわらず、エキゾチズムとして短絡的に使うことと、
歴史的背景を含めて、厳かに使うこと、両者はどれくらい隔たりがあるのか。
そもそも音楽について、その問いは必要なのだろうか。
MIXの精度が良ければ、マスの反応が良ければそれでいいのだろうか。

私はJUNO REACTORの音楽が没思想的に使用されているように感じる。
インド女性の手持ち無沙汰な動き方、MCの単純さ、和太鼓の音が激しい動きに反して小さいことや
ドラムの音と打ち込みの音の聞き漏れそうな絡み方等々、
随所に各パートに対する敬意のないライブであった。
それらがなんとなく今っぽい、という結論に至った理由である。
posted by jona at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | DIARY